2006/10 [HOME]

++ 日記 ++

2006/10/8(SUN)
長い間、書かなかった。書けなかった、といってもいい。
やはり「日記」を書くって、書いて公表するって、不自然だと思う。公表してもいい「日記」は、不都合のないものになってしまう。それはおれにとっては日記ではない。人に言えない自分の部分を書いて、それを見て、確認して、バランスをとるんだろう。どこの「部分」か。何の「バランス」か。心とか気持ちとか入りそうだが、それを含んだもっと適切な言葉が思い浮かばない。

「旅の詩」が書きたいと思う。人生が旅そのもの、なんていうつもりはないが、「ホーム」にいない、外国で生活する、一人で旅するこの自分が見、聞き、感じたものを言葉で表す。そして、言葉という形をとって表わされたものを見ることによって、少し深みに下りていけるかもしれない。
ひとつ、今まで自分が使ったことのない日本語の語彙と構文で書いてみようか。いいなあ。ひかれるなあ。書いてみればいい。そこから始めるしかないだろ。

けれど、この人の文を読むと、書けなくなる。
沢木耕太郎。

今、「路上の視野�掘|録泙鯒海笋后廚鯑匹鵑任い襦�書きたい日本語が、日本の言葉たちが、少し緊張して、背筋を伸ばして、読まれるのを待っている。

適切にして、無駄がない。

「こう書きたいんだ、こう!」つぶやくだけである。





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日記帳(3) v1.02.00 エース (素材協力:牛飼いとアイコンの部屋)