2007/11 [HOME]

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2007/11/22(THU)
  すてどころ



が

むずかしい

トランクス型パンツの

上部の板ゴムが

どれくらいの

伸び率を示しているか

伸びきったらやばいだろう

その手前の

ゆるくなくきつくなく

を越えたあたりから

目を凝らし始め

無情を取り入れるのだが

親しんだものをポイと

ゴミ箱に投げるのは

いかにも忍びない

その最後の肩を押すのは

洗濯機付近から届く

「これまだ履く気?

 もういいんじゃない?」

2007/11/17(SAT)
どうしたわけかわからないが、詩がうかぶようになってきた。うれしい。ひとつでもできると、一日がはりのあるものになる。


★
おれの指はきっと
なでたり つまんだり はじいたり
ときには つきさしたり
日によってちがっているのだろうね


まるで きみにむかう
ことばみたいに


★
ブーンという声もなく
プツッというあいさつもなく
小さな赤い腫れとかゆみを残し
おれの軌道をほんの少し外した
あるいは 正した


亡き人のひとことのように


★
森を歩いていて 知らぬ間に
ヒルにくわれた
まるまると肥えたヒル


枯葉の下で幾星霜
待ちつかれた果ての
夢の実現


★
ペシャンコの歯磨きチューブ
用意されたピカピカのチューブと並んでまま
すでに3週間
互いを意識しあったまま
どちらもどうすることもできない


★
シャープペンが書けなくなった
芯をさがして一本入れるか
捨ててしまうか
どっちでもいいことだけど
シャープペンにとっては一大事


★
エアコンがうなっている
流砂のように
うなっている おれも
ドライにしようか
クールがいいのか
この場合わからないので


★
ともかく
日付を入れておきたい
自動速記のように書いたものが
せめて逃げないだろう


★
彼はなにものであるか
そんなときでも
スーパーのかぼちゃのように
日付があれば
一縷の望みがある


★
エアコンが
数分動いて 止まった
サーモスタットの働きによって


お心遣い 感謝申し上げる


★
日づけを与える


首すじに
羽虫が止まったようなできごとに


勲章を与えたいのだ
ブリキの


★
でかけよう
どこへって
近くの公園でもショッピングモールでも
どこへでも


くたびれて穴のあいたブルージーンズ
おととい洗って
やっと乾いた
洗いざらしの
あれをはきたいんだ


★
きみは
冷凍庫の中の肉まん半個を
「ある」という
おれの見方ではそれを
「ない」という












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日記帳(3) v1.02.00 エース (素材協力:牛飼いとアイコンの部屋)